透明水彩で猫を描く紙はどれがいい?水彩紙で猫を描いてみた。(レビュー、アルビレオ水彩紙編)

アルビレオ水彩紙の写真 イラストレーション

こんにちは、クリエイターのミヤモトハルです。

犬も猫も大好きでよく日頃からイラストのモチーフとして描いています。

今回は、普段は紙の種類をなんとなく選んでいる水彩紙ですが。透明水彩は、紙がとても重要です。なぜなら紙の質感がイラストにダイレクトに伝わるからです。

そんなわけで透明水彩で猫のイラストを描く紙はどれが良いのか疑問に思ったので、家にあったアルビレオ水彩紙で描いてみた感想をお伝えします。

私のようになんとなく水彩紙を選んでいる人、透明水彩を始めたばかりでどの水彩紙を選んでいいか迷っている人。そして猫のイラストが好きな人にアルビレオの水彩紙で描く良さをお伝えします。

アルビレオ水彩紙とは

アルビレオ水彩紙は、メイドインジャパンの水彩紙です。

100%の純良のパルプで、表面を触ると少し凹凸を感じることができます。

厚みは218グラムの並厚口。

紙の説明のよると、絵の具の発色はよくやや吸い込みを抑えてあるので塗りムラなく塗ることが出来ると描いてあります。

オススメの使い方は、マーカー、コンテ、パステルのイラストレーションに向いています

ポストカードサイズの販売もあるので、試しに使ってみたい人にも気軽に試せることができるのも良い点です。

1枚目の猫

1枚目に描いたのがこちらです。

アメリカンショートヘアの猫です。アメリカの猫でアメショやアメショーという略称で呼ばれています。性格は、陽気で賢くとても人間と仲良く暮らすことが出来る明るくて優しい気質の性格をしています。

バリエーション豊かな毛色がありますが今回は、シルバークラシックタビーという銀地に黒の模様に決めました。

秋が近づいてきたこともあり、大好きな栗のモンブランを一緒に描きました。

アメリカンショートヘアの特徴はなんといっても模様です。まずは、銀地を全体的に塗ります。この水彩紙の特徴でもある吸い込みは抑え気味とあった通り、滲み具合は浅い感じがしました。

水を多めに含ませて伸ばしていけば、綺麗に塗ることができます。そして、黒の模様は水を少なめに塗ります。

透明水彩を塗った後は、色鉛筆で細かなディテールを重ねてイラストに深みを出していきます。

2枚目の猫

2枚目はこちら。

アビシリアンです。

原産国は、エジプト。(もしくは、エチオピアかイギリス)

絹のような手触りの短毛種で、すらっとした手足で筋肉質は体をしています。

性格は、優しくて遊び相手にもピッタリで活発な子。しなやかな体なので動きも俊敏です。

全体的な毛色は透明水彩で塗り、細かな毛並みは色鉛筆で描いています。

3枚目の猫

3枚目はこちら。

アメリカンショートヘア。

1枚目と同じ種類です。

今回は、少しでもにじみが出るように水を多く含ませて描いてみました。1、2枚目よりも滲みの表現が出てきたのは良かったのですが、水を含ませた分紙が少したわんでしまいました。

水墨画みたいな雰囲気にもなって、イラストの幅を出すことが出来そうです。


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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、アルビレオ水彩紙で猫を描いてみました。水彩紙のにじみが少ない分、猫の模様をはっきりと出すことが出来ます。また、私のように色鉛筆と併用しても発色が良く透明水彩の上からでも重ねて塗ることが出来るのも良いです。

水をたくさん含ませすぎるとたわむので、たわまないようにするマスキングをする工夫等が必要かもしれません。

まだ試していない水彩紙があるので、今後自分に合った水彩紙を見つけるためにまたレビューをしていきます。

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