こんにちは、クリエイターのミヤモトハルです。
犬も猫も大好きでよく日頃からイラストのモチーフとして描いています。
Yahoo!ニュースで猫にとってとても悲しい記事を見つけたのでご紹介します。
引用記事はこちら。
Yahoo!ニュースYahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。
大自然がいっぱいのオーストラリア。
約378種類の哺乳類、828種類の鳥類、300種のトカゲ、140種のへび、昆虫にいたっては86000種もいる生物にとっと楽園でもあります。
そんな壮大な自然を持つオーストラリアには一度だけ、行ったことがあります。
グレートバリアリーフで海の中を船底から眺めたり、カンガルーに餌を直接手であげたり列車に乗って大自然を満喫したりとても身近に自然を楽しめた思い出があります。
今回はそんな大自然ならではのオーストラリアと野良猫の厳しい事情を見ていきたいと思います。
オーストラリアは長年、野良猫の問題と向き合ってきました。
こんなにも野生生物がオーストラリアにいる中で、年間20億匹の動物が野良猫によって殺されていることがわかっています。ただ野良猫にとっても生きていくには、食べるためにしたことなので仕方がないことかもしれません。
オーストラリアは、今回ハンターに射殺をさせたり、捕獲した猫を安楽死したりするほか毒を用いた方法も取り入れることになっています。
それに加え飼い猫の夜間外出禁止、1世帯あたり飼うことができるのは二匹までの制限を設けたりと対策を宣言しています。
オーストラリアの猫を飼っている国民はというと、協力的と専門家が発表しています。
絶滅危惧種を守るために、国民の協力は欠かせないです。
一方の日本も野良猫は昔よりは減少傾向にありますが、問題になっています。
以前よりはネットで保護猫募集しているのを見かける機会も多く、拡散もあって救われている猫も少しずつ増えて来ました。
それでも、2020年には年間の猫の殺処分は一万匹以上尊い命がこの世界から消えています。
それぞれの国で対応が迫られている中、政策で駆除を強いられるオーストラリアの野良猫はとても厳しい環境だと言えます。なんとか、共存する方法はないのでしょうか。
去勢したとしても、食べていかなければ生きていけないでしょうし。せめて、これ以上増えないように飼い猫が野良猫にならないように管理していかなければならないでしょう。
この問題がもっと知られるようになって欲しいという願いを込めてイラストを描きました。
どんな動物も今を一生懸命生きている。
命に、いいも悪いもありません。確かに人間の害になる生き物もいるでしょう。それでも生態系を人間が支配して良いわけがありません。
本当にこの難しい問題です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、オーストラリアの野良猫の実情のことを書きました。
世界中で愛されている猫。
しかしオーストラリアでは国を挙げて駆除しなくてはいけないという厳しい現実を知って、一度行ったことがある国だけにショックでした。
人間にとっても、他の野生動物にとっても、猫にとっても良い解決方法は現時点では駆除という形でしかないかもしれません。
この問題を忘れずに、今後の経過を見守っていきます。
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